これは、あふみの一団員である「しーちゃん」による『おんがく雑記帳』です。
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2000目次

 
 2000. 3.26     KOVOXにて

 2000. 3.27     ウルトラマンティガ

 2000. 4. 1     ある夜の会話

 2000. 4. 7     ありがとう

 2000. 4. 8     調性のおかしな日

 2000. 8. 1     一年後のあふみ

 2000. 8. 9     指導すること=漫才すること!?

 2000. 8.17     彼のその後

 2000. 8.22     あふみ改造計画

 2000.10.22     シュガー

 2000.10.23     小さな秋のコンサート

 2000.11.20     茶色の小びんのりのりヴァージョン

茶色の小びんのりのりヴァージョン

 2000.11.20(月)

  何とうちの学級の子たちは、ジャズが好きだった!

  「茶色の小びん」を聴いたとたんに踊り出し、手を打ち出した。

  ビッグバンドの編曲を「のりのりヴァージョン」と名付けて

  「やりたい。」と言い出した。

  いくら何でもそれは無理なので、教科書にあるまじめヴァージョンを

  やっている。しかし、彼らの中にはスイングするリズムやアドリブ演奏に

  強いあこがれがあるようで、やっているうちに自然とスイングしている。

  このノリの良さ!

  音楽をやっててよかったと思う瞬間の一つである。

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小さな秋のコンサート 2000.10.23(月)

  今週末にせまった「小さな秋のコンサート」、新曲TSUNAMIに

  エレキベースも入れてもらってゴキゲンのあふみである。個人

  的には、コンクールなどよりこういったミニコンサートで歌う方

  が好きだ。自分たちの限られたレパートリーの中から組み合

  わせてステージを構成する。目の前に座るお客さんの反応を

  確認しながら歌える。

  秋の一夜のミニコンサート、私も楽しもうと思っている。

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シュガー 2000.10.22(日)

  我が家に以前やって来た「ニャア・アレクサンドル」(と、なづけおやちゃんがつけた)は、

  股旅ネコだったらしい。ある日突然いなくなった。ひょんなことから、彼らしい猫

  のうわさを聞いたが、やっぱり車のエンジンルームに乗っていったとのことだ。

  寂しくなった我が家では、またネコを飼うことにした。真っ白で、耳と鼻がきれい

  なピンク。そして何と目の色が青・黄と、片方ずつ違っている。

  彼女の名はシュガー。

  真っ白なお砂糖のような色だから。ネコは本当に柔らかくて暖かくてしなやかな

  生き物である。今夜もぐるぐるという喉の音を気持ちよく聞きながら、猫のいる

  生活を満喫している。

  ああ、音楽のこと、書くの忘れた。まあ、いいかニャ〜。

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あふみ改造計画 2000.8.22(火)

  ヴォーカルアンサンブルコンテストは、あふみにとって一つのステップになったと思う。

  「打ち上げ」と称して集まった面々で、あふみに何が足りないのか、

  どうしていけばいいのか、泡を飛ばして、いや、泡を飲みながら話した。

  メンバーを補強する、指導を受ける、などの外向的努力も懸案事項ではあるが

  とにかくは、まだ自分たちでできそうなことを探ろうという話になった。

  何だかワクワクドキドキするチャレンジである。

  今後いくつか予定されているコンサートがその実験台になるだろう。

  あふみは常に上を目指すのだよ!

   (BGMは「上を向いて歩こう」がかっええな。歌いながら読むこと。)

  閑話休題。Quem vidistis pastores diciteを子ども達が「高野豆腐の歌」と名付けた。

  collaudantesという言葉がそう聞こえるらしい。発音も今後の課題だな。

  エビフライといい、高野豆腐といい、全くもう・・・・

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彼のその後 2000.8.17(木)

  昨年ハマったジャズピアノ。何と今年も出演。

  と書くと聞こえは良いが、今年は一人だったので、

 歌うという大それた行為に出てしまった。オソロシイ。

  厚かましくも、教え子達に会いたい一心。

 聞き届けてくださったM先生には本当に感謝している

  4月に手紙をくれた彼は、「渚のアデリーヌ」を弾いた。 

 何と情感豊かで柔らかく調整された音だろう。

 驚きと同時に、発表会に向けて努力を重ねたであろう彼を思う。

 美しさの下にあるものに、必ず目を向けていたいと思う。

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指導すること=漫才すること!?  2000.8.9(水)

  高槻市で行われた合唱指導者研修会に初めて参加した。

 池辺晋一郎、石井亨、橋本祥路、青島広志、松井孝夫各先生の講座を2日かけて聴いた。

  楽譜に書かれていない音楽を歌うこと、語感を大切に歌うことを、

 どの先生も言い方は違うがおっしゃったと、私はとらえた。 

 それはあふみに足りないものだと思いながら。

  ところで、もう一つ痛切に感じたことがある。

  歌い手の意識を向けさせ、笑かしてソノ気にさせる、ユーモアと絶妙のツッコミ。

  指導するということは、漫才するということなのだ!

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    一年後のあふみ    2000.8.1(火)

  「あふみ日記」を書き始めてから一年が過ぎたなあ。

 と、いうのも、再び宝塚国際室内合唱コンクールに行ったからだ。

 今回は本選を聴く。 

 去年にも増して益々、上への遠さを感じる。

 どうやったら、ああいうソプラノになれるか、真剣に聴いた。

 喉の奥の方が、スコーンと空いているのが判る。

 万有引力の法則なのか、太陽の磁場が影響しているのか、

 あふみのソプラノは、上に抜けない。年のせいと言う声がどこからともなく聞こえてくる。

 私は18歳よ、と教え子達には言い聞かせてあるのだが、

 彼らは限りなく疑いのまなざしで見ている。
 

 ヴォーカルアンサンブルコンテストに向けて、今日はパート練習。

 「来年は」と声をかけてくださった皆さんありがとうございました。

 来年はまだ無理かもしれません。

 でも目標は高く!前進あるのみ!

 それと、一年たった「あふみ日記」も、今後ともよろしくお願い奉りまする。

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      調性のおかしな日    2000.4.8(土)

  アカペラの団なので、練習をしているとどうしても、

 音が下がったり上がったりすることがある。

  今日がそうだった。パンジェリングァが半音下がる。

  こういう日は、何度やっても同じ結果になる。いくら合わせようとしても、

 決まって半音下がってしまう。

  万有引力の法則なのか、太陽の磁場が影響しているのか、

 はたまた通過中の桜前線のせいなのか。

 原因を追及することは科学的興味をそそられるものである

 ・・・・・・え?ソプラノの?誰だかが飲み歩いてるせいだって?

 こりゃまた、失礼いたしました。

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     ありがとう    2000.4.7(金)

 昨日、ポストをのぞいたら教え子から手紙が来ていた。

 心を残していかなければならなかった子たちのうちの一人である。

 手紙を読んだら、また泣けてきた。

 彼がもし、「音楽って、楽しいものなんだ!」なんて

 わたしたちの、わずか1年のつきあいの中で感じてくれたのだとしたら

 これほどうれしいことはない。

 ありがとうと言うのは、私だ。

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    ある夜の会話    2000.4.1(土)

 しー   「なあなあ、今度の合唱祭、何歌う?

       8日はもう練習に入らんと、間にあわんのとちゃう?」

 新人藤ちゃん「そうですねえ・・・。ナイチンゲール

     (The Nightingale Sang In Berkley Squareのこと)が歌いたいなあ・・・」

 佐渡裕@あふみ「今から音取りするのは、難しいかも・・・クリスマスにしたら。」

 会長「今まで練習してきたやつがいいんでない?」

 佐渡裕「やっぱりルネッサンスものが無難かなあ。

       そうなるとパンジェリングァとビクトリアかなあ。」 

 会長「でも、パンジェリングァは、ベースが心配やな。

       リズムにノリきれんおそれがある。(とベースメンバーを見る)

 Mr.調律中「(視線に気付き近寄ってくる)なになに?」

 しー    「パンジェリングァをな、合唱祭で歌おかって。

        でも、問題は、ベースのリズム感や。」

 Mr.調律中「どきどきっ。」

 佐渡裕「上3声は大丈夫なんですけどね。」

 Mr.調律中「・・・れんしゅうします・・・」

 ・・・・・・この間のKOVOXでは、ベース分のカッコウの鳴き声が3人そろって消えていた。

 以来、ベースは肩身が狭いようである。

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ウルトラマンティガ 2000.3.27(月)

     子どもたちとティガの映画を見に行った。

     前回、子どもたちに負けて、トイストーリー2になったので、そのリベンジである。

     テレビシリーズでのティガの音楽は質が高い。特にM-62A「ラヴ・テーマ」は、絶品である。

     こんな美しい曲は、ダイナにもガイアにもない。

     ティガが男前のウルトラマンであることと、音楽のよさが、私のティガ好きの理由だ。

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KOVOX にて  2000.3.26(日)

      初の県外演奏は、KOVOX。

     長浜駅から「青春18きっぷ」で乗り込んだ。

     講評を、全部「わたしたちのことだ・・・」と思いながら聞いた。

     「がさつ」という言葉がぴったり。まだまだ、修行が足りない。

      実は、私、今日のコンテストで一番楽しみにしていたのが、

     Medieval Voice さんとの出会い。

     殊にコンテストとなると、何となくよその団と

     対抗意識を突きつけあってしまう雰囲気があったりするのだけれど

     電車の中でも、「何てごあいさつしようかなあ。」なんて

     わくわくしていた。

     たくさん上手いところの演奏を聴けたことと、

     Medieval Voice のみなさんとお話しできたことが

     最大の収穫なり。瓦せんべい、ごちそうさまです。

     今日の講評で、「他の団との交流を・・・」というのだけは、

     絶対自信がある。

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